土木技術者向けの早見表です。
目次
基本照明の平均路面輝度
設計速度(km/h) | 平均路面輝度(cd/m2) |
100 | 9 |
80 | 4.5 |
70 | 3.2 |
60 | 2.3 |
50 | 1.9 |
40以下 | 1.5 |
入口部照明 (野外輝度3,300cd/m2の場合)
設計速度(km/h) | 路面輝度(cd/m2) | 長さ(m) | |||||
L1 | L2 | L3 | l1 | l2 | l3 | l4 | |
100 | 95 | 47 | 9.0 | 55 | 150 | 135 | 340 |
80 | 83 | 46 | 4.5 | 40 | 100 | 150 | 290 |
70 | 70 | 40 | 3.2 | 30 | 80 | 140 | 250 |
60 | 58 | 35 | 2.3 | 25 | 65 | 130 | 220 |
50 | 41 | 26 | 1.9 | 20 | 50 | 105 | 175 |
40以下 | 29 | 20 | 1.5 | 15 | 30 | 85 | 130 |
- L1は境界部、L2は移行部終点、L3は緩和部終点(基本照明)の路面輝度、l1は境界部、l2は移行部、l3は緩和部、l4は入口照明の長さ(l1+l2+l3)
- 路面輝度L1、L2は野外輝度に比例して設定するものとし、その場合の緩和部の長さl3は次式により算出する。
l3=(log1 0L2-log1 0L3)・V/0.55(m)
ただし、Vは設計速度(km/h) - 通常のトンネルでは、自然光の入射を考慮してトンネル入口より概ね10m地点より人工照明を開始する。
- 対面交通の場合は、両入口それぞれについて本表を適用する。短いトンネル両入口の人口部照明区間が重なる場合は、路面輝度の高い方の値を採用する。部分輝度L1は境界部、L2は移行部終点、L3は緩和部終点(基本照明)の路面輝度、l1は境界部、l2は移行部、l3は緩和部、l4は入口照明の長さ(l1+l2+l3)
- 路面輝度L1、L2は野外輝度に比例して設定するものとし、その場合の緩和部の長さl3は次式により算出する。
l3=(log1 0L2-log1 0L3)・V/0.55(m)
ただし、Vは設計速度(km/h) - 通常のトンネルでは、自然光の入射を考慮してトンネル入口より概ね10m地点より人工照明を開始する。
- 対面交通の場合は、両入口それぞれについて本表を適用する。短いトンネル両入口の人口部照明区間が重なる場合は、路面輝度の高い方の値を採用する。
部分輝度
坑口 方位 |
天空輝度 Ls (cd/m2) |
路面輝度 Lr (cd/m2) |
抗口周辺の輝度Le(cd/m2) | |||
擁壁 | 樹木 | 建物 | 草 | |||
北 | 13,000 | 4,000 | 2,000 | 1,500 | 2,000 | 2,000 |
東・西 | 8,000 | 3,500 | 2,000 | 1,500 | 3,000 | 2,000 |
南 | 7,000 | 3,000 | 3,000 | 2,000 | 4,000 | 2,000 |
- 坑口方位は坑口が向く方向を示し、交通方向はこれとは逆方向となる。
- 坑口の方位が、北東・北西・南東・南西の場合は、上表の部分輝度の平均値を用いるのがよい。
- 部分輝度は、積雪時を考慮しないものとする。
後続トンネルの入口部照明の低減係数f1
坑口距離 d(m) |
設計速度 V(km/h) | |||||
100 | 80 | 70 | 60 | 50 | 40 | |
d≦10 | 0.30 | 0.35 | 0.35 | 0.40 | 0.40 | 0.45 |
10<d≦15 | 0.40 | 0.45 | 0.50 | 0.50 | 0.55 | 0.60 |
15<d≦20 | 0.50 | 0.55 | 0.55 | 0.60 | 0.65 | 0.75 |
20<d≦35 | 0.60 | 0.70 | 0.75 | 0.75 | 0.85 | 0.95 |
35<d≦50 | 0.70 | 0.80 | 0.85 | 0.90 | 1.00 | 1.00 |
50<d≦70 | 0.80 | 0.90 | 1.00 | 1.00 | ||
70<d≦100 | 0.90 | 1.00 | ||||
100<d | 1.00 |
入口部照明の調光段階
設計速度 | 80km/h 以上 |
70km/h | 60km/h | |||
交通量 | 10,000 台/日 以上 |
10,000 台/日 未満 |
10,000 台/日 以上 |
10,000 台/日 未満 |
||
野外輝度の 設定値の比率 |
||||||
75 以上 | 100% | 50%以上 | 100% | 50%以上 | ||
75 未満50 以上~ | 75%以上 | |||||
50 未満25 以上~ | 50%以上 | 25%以上 | 50%以上 | 25%以上 | ||
25 未満5 以上~ | 25%以上 |
- 入口部照明の調光は、野外輝度の設定値の比率に応じて所定の路面輝度の比率になるようにする。
- 入口部照明の路面輝度の比率は、交通量による路面輝度の低減を行っていない状態での値を100%とする。
- 出口部照明の調光
出口部照明は、入口部照明と同様の考えをもとに調光する。
保守率の標準値
日交通量 | 保守率 |
20,000 台以上 | 0.55 |
10,000 台以上20,000 台未満 | 0.60 |
5,000 台以上10,000 台未満 | 0.65 |
5,000 台未満 | 0.70 |
照射方向の設定(簡便法)
舗装 | 内装の有無 | 壁面輝度比 | KP(W)-B | KP(W)D060BL | |
KP(W)FHP045B | KP(W)FHP045B 以外 |
||||
コンクリート | 内装なし | 1:0.6 | 路肩端 | 外側線 | 対向車線中央 |
内装あり注 | 1:1.5 | ||||
アスファルト | 内装なし | 1:0.6 | 外側線 | 道路中心 | |
内装あり注 | 1:1 | 対向車線中央 |
(注)内装ありの路上1.0mまでの壁面反射率は60%とした。