【土木辞典】
深層混合処理工法

セメント、生石灰などの改良材と軟弱地盤を撹拌・混合し、化学作用による固化現象を利 用した工法である。盛土のすべり防止や沈下防止、擁壁や護岸などの基礎、液状化防止などに用いられる。

機械撹拌式

スラリー系

スラリー状の改良材と原地盤の軟弱土を撹拌混合して改良体を造成する工法であ る。

代表工法:CDM(セメント・ディープ・ミキシング)工法

粉体系

粉粒体の改良材を原地盤の軟弱土と直接撹拌混合して改良体を造成する工法であ る。

代表工法:DLM(ドライ・ジェット・ミキシング)工法

高圧噴射式

高圧の空気や水、グラウト材で改良範囲の原地盤を粉砕し、切削部分にセメント系改 良剤を充填あるいは改良材と切削土の一部を混合する工法である。

グラウト噴射系、エアー・グラウト噴射系、水・エアー・グラウト噴射系

参考文献

陸上施工における深層混合処理工法設計・施工マニュアル

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