本記事を読むべき対象者
- 来年度以降の技術士二次試験建設部門の受験予定者
本記事では、技術士二次試験の建設部門を受験予定の方に向けて、勉強におすすめ参考書を紹介します。
何から勉強に手を付けて良いか分からない人、なかなか合格できない人は必見です。
おすすめ参考書①
購入推奨者
- 経験や知識が浅い若手の受験者
- 必須科目Ⅰの強化のために専門外分野の知識を広く身につけたい方
この参考書は、建設部門で重要となる100のキーワードについて、各キーワードが見開き1頁で解説されております。
いきなり、国土交通白書などの様々な資料から勉強することは、非常に大変です。
特に、経験や知識がまだまだ浅い若手技術者は、何から手を付けて良いか分からないものです。
そこでこの参考書により、抑えておくべきキーワードを短時間で広く浅く知ることで、深く勉強すべき専門分野や、そこそこの勉強で良い専門外の分野を把握できます。
そのため、次の勉強へのステップに繋がる一冊です。
また、各キーワードの解説に出てくる、専門用語の説明も、各頁の右下に掲載されているため、辞書代わりとしても利用でき便利です。
とりあえず、購入して損はない参考書です。
おすすめ参考書②
購入推奨者
- 受験経験がなく出題形式を掴みたい方
- 文章が苦手な方
この参考書は、論文作成の書き方を例文を交えながら学ぶことができます。
特に、受験経験がない方には、どういった点に留意して記述すれば良いか分かりやすいです。
また、これまで何回も受験してきて、原稿用紙を埋めることができているのに、なかなか合格できない人が多いと思います。
そんな方にも、どういったことに留意して記述すれば分かりやすい論文になるか、基礎に立ち返れる一冊です。
おすすめ参考書③
購入推奨者
- 選択科目Ⅱ・Ⅲを強化したい方
この参考書は、建設部門における各分野(選択科目)の重要キーワードがテーマ毎に一覧表で整理されております。そのため、どのテーマであればどのキーワードを書けばよいか分かり、一番の勉強法である“想定問題の論文作成”に非常に役立ちます。また、試験前に一覧表を確認することは良い復習にもなります。
さらに、各設問(Ⅱ-1、Ⅱ-2、Ⅲ)について、想定問題とその解答論文が掲載されています。そのため、論文作成の参考になります。
おすすめ参考書④
購入推奨者
- 必須科目Ⅰの想定論文をブラッシュアップをしたい方
- 必須科目Ⅰのあらゆる出題テーマの想定パターンを把握したい方
この参考書は、必須科目Ⅰにおいて、あらゆるテーマの骨子と論文事例が掲載されております。
数多くの骨子と論文事例に触れることで、文章構成や展開などについて、自身の想定論文をブラッシュアップ出来ます。
おわりに
この記事で紹介した参考書をもとに、独自の論文を作成してください。
そして、その論文を何回もブラッシュアップさせて下さい。その際、自分だけで添削するのではなく、必ず誰か(技術士)に添削してもらって下さい。
大変ですが、この積み重ねを多くこなすことが技術士試験合格の最短ルートになります。
私の持論ですが、合格のためにお金と時間は惜しまなないで下さい。“技術士”はそれだけ価値があり、難易度が高い資格です。
とにかく毎日コツコツやるのみです。
それでは~