◎本記事を読むべき対象者
- 今後の道の駅について、端的に知りたい方
- 技術士二次試験建設部門道路分野の受験者
5/21に、新型コロナウイルス感染症の影響により、技術士試験延期が発表されました。まだ時期が未定でモチベーションコントロールが非常に難しいです。9/21(月)・22(火)に決まりました。
そこで、道路技術者のわたしが、建設部門道路分野の予想問題(Ⅱ-1)の模範解答を整理しました。道路部門受験者は必見の内容です。
◎予想問題
「道の駅」の第3ステージについて記述せよ。
◎模範解答
〇「道の駅」第3ステージの概要
地方創生を更に加速させるため、「道の駅」の新たなステージとして、「道の駅」第3ステージを新たなコンセプトとした。各ステージを以下に示す。
①第1ステージ(1993年~)
通過する道路利用者のサービス提供の場
②第2ステージ(2013年~)
「道の駅」自体が目的地
③第3ステージ(2020年~2025年)
地方創生・観光を加速する拠点へ、ネットワーク化で活力ある地域デザインにも貢献
〇「道の駅」が2025年に目指す姿
(1)「道の駅」を世界ブランドへ
外国人に向けたインバウンド観光拠点を目指す。そのため、多言語対応や地域の文化体験などの受入れ環境を充実させる。また、多様な交通手段と地域、観光施設情報などがまとめて提供される「観光Maas」を導入する。
(2)新「防災道の駅」が全国の安心拠点に
広域的な防災機能を担うため、ハード・ソフト対策を強化した「防災道の駅」を導入する。
(3)全世代が活躍する舞台となる地域センターに
子育て支援施設の併設や、高齢者の生活の足を確保するための自動運転サービスのターミナルになるなど、全世代が活躍できる場を提供する。
学習支援のために、本記事について、音声起こしをしました。スキマ時間の活用として、作業をしながら、倍速かつリピート再生でお聞きください。
◎参考文献
https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/shin-michi-no-eki/pdf00/suggestion_3rd_stage.pd
「道の駅」 第3ステージ– 国土交通省